ケアマネージャーの資格を取得する5つのメリット

ケアマネージャーの資格を取得すると、職としてのキャリアを極められるというメリットがある。介護職のキャリアの第一段階は現場を極めることだ。次に、専門職としてキャリアを極めることができる。

2つめのメリットは、介護サービスの根本に関われることだ。介護の根本となるのはケアマネージャーの作るケアプラン。介護士は、そのプランに基づいて介護サービスを提供する。ケアプランは介護の方針、目標を指し示す。

メリットの3つめは、給与がアップすることだ。ケアマネージャーの資格を取得すると、資格手当や職務手当が支給されるため、給料が上がる。事業所にもよるが、基本給が上がる場合もある。仕事のモチベーションに繋がるので、大きなメリットとなるだろう。

4つめのメリットは、体力的な負担が少ないことだ。ケアマネージャーの仕事は、基本的にデスクワークだ。書類作成、利用者やご家族の相談に乗ることだ。そのため、一定の年齢までは現場で介護士として働き、夜勤や残業が体力的に難しくなったらケアマネージャーの資格を取るという人は少なくない。ケアマネージャーの仕事は日勤なので、ワークライフバランスが取りやすくなる。

5つめにあげるメリットは、地域包括支援センターへ転職できることである。地域包括支援センターの職員になるには、主任ケアマネージャーの資格が必要だ。ケアマネージャーとして実務経験を積んでいけば、いずれ地域包括支援センターの主任介護支援専門員への転職も見込めるのだ。